先輩の就活体験談

「配慮してほしい点を、箇条書きで書きだしました」


2016年卒

情報学部系 女性
内定先業界:団体
障がい内容:心臓障がい

総エントリー数 11
選考に進んだ企業数 9
就職活動開始時期 2015年03月
後輩にぜひ伝えたい就活体験は?

私は、サーナも使いましたが、一般採用の企業にも積極的に電話をし、障がいがあることを伝え、受け入れてもらえそうなところは一般採用で受けに行きました。また、障がいがあることを伝えると、一般採用でしか募集をしていない企業でも、障がい者採用という方法で、応募を受けていただける企業もありました。あとは、障がいのことを確実に理解してもらえそうな企業というのを、説明会の時などに把握するようにしていました。障がい者採用で募集をしている企業でも、実際は自分の身体には難しい可能性もあるので、その辺は企業の話をよく聞いていました。

就職活動の成功のポイントは?

障がい者のための情報サイト以外にも、学内で相談したり、一般募集の企業も積極的に電話をかけて、募集状況を聞いてみることだと思います。障がい者の情報サイトで募集をしていなくても、中途で障がい者雇用を行っている企業などは、電話をかけると意外と面接をさせてもらえたりしますよ。あとは、障がいのことでどういった配慮が必要なのか書類で欲しいという企業が多かったので、ワードで配慮してほしい点を箇条書きで書いたものを1枚作成していました。1回保存しておくと、面接で聞かれた時も答えやすいし、良かったと思います。

就職先を選ぶ際のポイント

やはり、どんなに近い企業でも障がいへの配慮がなければ、仕事は続きません。私は、それに加えて月1回の通院や、体調が悪くなった時の緊急入院もあり得るので、その辺を理解していただける企業を探しました。また、職場の環境としては、上司などの人間関係も重要ですが、ハード面でも、洋式トイレ、エレベーターなどの設置、駅から職場までの距離やバリアフリーなども考えました。そして、職務内容は事務系を中心に探しました。内部疾患のため、あまり動けないこともあり、得意なパソコンを活用できる事務関連の職務につけるような企業を探しました。

後輩への応援メッセージ

就職活動時期が遅くなった分、単位の取得に専念できたのはよかったと感じています。しかし、春休みから就職活動が開始されるタイミングでは、少しみんなより遅れを取ってしまったと感じました。サーナなどの障がい者用の情報サイト以外でも一般募集の企業も積極的に電話をかけると、もしかしたら意外と良い企業に出会えるかもしれません。大変だとは思いますががんばってください! 自分に合う企業はどこかにありますよ。

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