先輩の就活体験談

「企業が欲している人材を把握することが成功のポイント」


2016年卒

工学部系 男性
内定先業界:メーカー
障がい内容:下肢障がい

総エントリー数 13
選考に進んだ企業数 6
就職活動開始時期 2014年12月
後輩にぜひ伝えたい就活体験は?

就職活動を始める前、私は絶対この会社に入りたいというような明確なビジョンがありませんでした。そこで私は選択の幅を広げるため、専攻である機械だけではなく、土木や電気、SEなどできるだけいろいろな業種、業界の説明会を聞くようにしました。それにより、自分にどのような会社が合っているのかを判断し、徐々に範囲を狭めていきました。私が就職活動でこだわった点は、地元である愛知県で働きたいことです。そのため、愛知県の特徴である自動車関係の企業を中心にいろいろな製造業の企業を比較し、自分の価値観に合った企業の採用試験を受けました。

就職活動の成功のポイントは?

企業がどのような人材を欲しているのかを説明会やホームページから把握することが成功のポイントだと思います。その後、エントリーシートや面接の際に、自分のエピソードを絡めながら、私にはその適性があることをしっかりとアピールすることができたので、採用試験を突破することができたと思います。そのためには、企業説明会が解禁される前に自分がどのような人間で、どのようなことに力を入れてきたのかをノートにまとめておいたのも大きいと感じました。

就職先を選ぶ際のポイント

自宅通勤ができるか、雇用実績、将来性をポイントに活動を行いました。私は長男であり、いずれかは家を継ぐ必要があると考えたことと、今通院している病院から離れていると不便であると思ったから勤務地を考えました。雇用実績をポイントにしたのは、将来、長期に渡り入院することも考えられるため、そのような配慮があるのかどうかを説明会等で各企業の人事の方に直接相談をしました。また、少なくとも私が定年となる今後40年はコンピューターが発達しても、仕事を奪われないような企業に就職したいと思ったので、そのような観点から企業研究を行いました。

後輩への応援メッセージ

今年は就職活動が後倒しとなり、私がエントリーシートの添削や面接対策が必要な時には先輩たちが卒業した後だったので、どのように行えば良いのか困惑しました。そのため、これから就活を始める皆さんは、しっかりと先輩が卒業される前に就職活動のノウハウを受け取るようにしてください。また、私は面接ではとても緊張してしまい、最初の自己紹介で言葉が出なくなり、頭が真っ白になってしまったことがあります。その時、面接官の方が一回深呼吸をしてみようかと仰って下さり、落ち着くことができました。結果、その面接を通過することができたので、失敗したと思っても諦めずに自分の気持ちをしっかりと伝えようとする気持ちを常に持ちましょう。最後に大変だと思いますが、納得できる企業に就職できるようにがんばってください。

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