面接を想定した練習などを行い、自分の障がいのことをしっかりと説明し、人事の方に伝えることができるようにしていました。苦手なことやできないことだけを言うのではなく、それを少しでもプラスに変えられるようにアピールしました。事前にキーワードをいくつか考えておき、質問に合わせて自分の言葉で自然に伝えられるように準備しておきました。その甲斐もあり、うまく話すことができたと思います。緊張しやすいタイプだったのですが、練習を重ねたことでそこまで緊張せずに臨むことができました。

初めは業界をポイントにしていましたが、将来的なことを考え、待遇面を意識して企業を選びました。また、生活の安定や働きやすさを求めていたので、福利厚生が整っている企業を選びました。その他には、面接時の企業の雰囲気をポイントにしました。実際の雰囲気から働きやすい環境かどうかを確認しました。

何かにこだわりすぎずに幅広い視野を持って就職活動を進めたことが良かったと思います。初めは医療業界を志望していましたが、キャリアセンターの先生からのアドバイスもあり、業界をこだわらずに進めました。その結果、行きたい企業から内定をいただけました。また、サーナ就職フェスタに参加したことで、さまざまな企業を発見することができ、内定先の企業とも出合うことができました。

自分が何をやりたいのか、しっかりと振り返り自己分析することが大切です。また、企業研究も重要です。説明会だけでは、企業のことをすべて知ることは難しいので、ネットやキャリアセンターなどを利用して、企業・業界の研究をしっかりとしておきましょう。私の場合は同じ業界で見比べ、その企業ならではのものを見つけるようにしました。それが志望動機の形成にも役立ちました。