先輩の就活体験談

「落ち着いて就活を進めていきましょう」


2015年卒

未来科学研究科
内定先業界:メーカー
障がい内容:上肢障がい

総エントリー数 40
選考に進んだ企業数 12
就職活動開始時期 2013年10月
後輩にぜひ伝えておきたいあなたの就活体験は?

最初の面談会や説明会などは個別に開催される企業も多いのですが、選考が進んで行くと障がいの有無関係なく、みんな一緒に面接や試験が行われることがあります。障がいの内容ごとにある程度の配慮はしていただけますが、自分がいかに自信をもって選考に臨めるかが重要なことだと思います。私の就職活動をはじめた頃の失敗の多くが、周囲の雰囲気に影響されたことでした。採用担当の方は障がいの有無関係なく、しっかり話を聞こうとしてくださるので、慌てずに自分の言いたいことや思いを確実に伝えることが大切だと思います。

就職活動の成功のポイントはなんですか?

業界に対しては、「その仕事をすることで誰がどのように喜ぶのか」を考えましょう。そして、それが自分にとってうれしいと思えるかが一番重要だと思います。始めは様々な業界の説明を受けることも大事です。本当に働きたいと思っているかどうかということは経験上、面接でほとんど誤魔化しがきかないため、徐々に業界を絞っていくことが必要になってきます。
会社に対しては、自分が興味が持ったところや今までどのように考えて過ごしてきたのかを素直に表現することが重要だと思います。そのバックボーンがあるから、「この会社のどういう点に興味を持った」というところに説得力が出ます。また、合格したらその人たちと働くことになるので、自分の能力について見栄を張ったりウソをつかないことが大切です。

活動でハンディを感じた点は?また、どのように乗り越えましたか?

私は足に障がいがあるので、公共交通機関を利用しての移動や各企業への訪問などが特に大変でした。その中で、一回の外出で多くの企業と出会える、サーナ就職フェスタや学校内での合同面談会を積極的に活用することで企業の数を増やしていきました。また、1日に何社も受けるようなスケジュールで活動することが体力的にも困難なので、特に受験企業は厳選して、基本的に1日1社程度で就職活動を行っていました。最終面接の時期になると日程の重なることが多かったのですが、それでも午前と午後で1社ずつ程度に抑えることができました。

サーナなどを利用して良かった点

キャリアアップセミナーや会社研究セミナーで、就職活動の大まかな流れや時期などを最初に把握できたことが一番大きかったと思います。それによって、そもそも少し早めに採用活動が始まると分かったので、大学の就職課とは異なるスケジュールでしたが、しっかりと準備をすることができました。また、就職フェスタでも多くの企業の説明をしっかりと聞けたし、時間をかけてお話をさせていただいたため、どのような仕事をするのかが判断でき、為になりました。

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