先輩の就活体験談

企業ごとに2つのメモを作り事前準備をして臨みました


2018年卒

法学部
内定先業界:情報・通信
障がい内容:下肢障がい

総エントリー数 15
選考に進んだ企業数 8
就職活動開始時期 2016年06月
自分の就活を振り返っての感想は?

本格的に就活がスタートする前に、3年生の10月くらいから学校で情報誌サーナなどを参考にしていました。早期に内定をいただけたので、スムーズに進んだと思います。早くからインターンシップに参加して、業種を絞ることができました。フェスタに参加した時も、あまり迷わずにブースを訪問できました。内定先の企業は、2月のサーナキャリアアップセミナーで、その企業で働いている方から話を聞く機会があり、その時に、この会社に行きたいと思いました。

就職先を選ぶ際のポイント

インターンシップは非常に参考になりました。自分が興味のある業界、興味のない業界に気がつくことができました。また、配慮と雇用実績もポイントです。通院など、自分にとって必要な配慮があるかを確認しました。さらに資格を持っていたので、自分の資格やスキルを生かせる仕事に就きたいと思いました。障がいの有無に関係なく、責任ある仕事がしたいと考えていました。

就職活動の成功のポイントはなんですか?

早くから活動していたことが大きいと思います。また、学校の勉強に例えると、予習、復習をしっかりと行ったことがポイントです。フェスタの前は必ず事前に参加企業を調べ、回る順番を考えました。その後、フェスタから帰ってきた後は、走り書きしたメモを見ながら、今日お会いした企業について落ち着いてからきちんと清書しました。その結果、2つのメモが完成しました。その企業の面接前などに2つのメモを必ず見直して、質問したいことをしっかりと考えてから行きました。こうした取り組みのお陰で、人事の方から「しっかりと事前準備をしてきたのは、あなただけでした」と言われたこともありました。

後輩にぜひ伝えておきたいあなたの就活体験は?

最初は就職情報サイトに登録してインターンシップに応募をしました。20社近くのインターンシップに参加し、企業の方、同じグループワークの方と話をして、学校とは違う空間を体験しました。当時は業界が絞れていなかったためさまざまな業界に参加し、実際の就活には学校から紹介されたウェブ・サーナなどの障がい者に特化したサイトを利用しました。会社ごとに資料を大量にいただくので、会社ごとにまとめて自分ですぐに見直すことができるように工夫しました。インターンシップとは違い、実際の就活は非常に体力を使いました。また、会社ごとに自分なりに2つのメモを作成しました。1つ目のメモには会社の概要や福利厚生、仕事内容などをまとめました。2つ目は実際に働いている方や人事の方など、お会いした方の名前やその方のエピソードなどをまとめたものです。それを見直すことで、会社の雰囲気を感じることができました。同じ会社でも話す方によって全く真逆のことを言われる時もあったので、見直すことで確認ができました。さまざまなことに取り組んだ結果、納得できる就活ができたと感じています。

ページTOPへ