先輩の就活体験談

「日常的に自己分析をしていました」


2015年卒

現代社会学部
内定先業界:メーカー
障がい内容:心臓障がい

総エントリー数 25
選考に進んだ企業数 20
就職活動開始時期 2013年12月
後輩にぜひ伝えておきたいあなたの就活体験は?

実際に合同説明会や企業のセミナー・説明会などに参加してみて初めて分かることもあります。就職活動や企業の情報については学校やWEBサイト、書籍などで流れなどを知ることもできます。しかし、実際にイベントなどに参加するとどういった考えの人がこの企業を志望するのか、もしここにいる人と同期になれたら自分はどのように感じるかなど客観的な情報源からは得られない情報を得ることができます。また、客観的な情報からイメージできる企業像との相違点もあり、面接時の返答に役立つだけでなく、自分の働きたいと思う企業が発見でき、よりモチベーションを上げていくことにもつながります。

就職活動の成功のポイントはなんですか?

自己分析を日常的に行っていたことだと思います。私は早い段階から就職活動を始めたわけでもなく、人より多くのセミナーや説明会に参加できた方でもありませんでした。しかし、自己分析は日常的に行い、自分の知識や経験・技術を始め、性格や好みなども考え、掘り下げるようにしていました。このように自己分析を日常的に行うことで友人や就職活動の中で刺激を受けおこる自分の考えの変化や気づいていなかった点にもいち早く対応し、糧にしていくことができました。これにより、面接などの際にも自分の考えに固執することなく柔軟な発想を持つことができ、自分の本当の考えを相手に伝えられました。

活動でハンディを感じた点は?またそれをどのように乗り越えましたか?

私の場合は、体に負担をかけられなかったため説明会やセミナーのような移動や厳しいスケジュールを組むことができず、多くの企業にとりあえず行ってみるという選択ができなかったことにハンディを感じました。また、企業に入ってからも配慮が必要であったため、理解して頂ける企業のみに絞られた点にも感じていました。多くの企業を受けられないという点に対しては、予め四季報やホームページなど企業の情報を基に本当に興味のある企業のみに絞り、集中して行いました。また、志望企業が絞られる点に関しては、面談会などで詳しく現状を相談し、自分のスキルなどとあわせて、そのままの自分を活かしていけることを最重要とすることで、ハンディと感じている部分を制限されたと考えるのではなく、幅広い選択肢の中から本当に将来をイメージできる企業選べる可能性が高くなったのだと考えるようにしました。

後輩への応援メッセージ

就職活動はこれからの自分の糧にしていける経験だと思います。就職活動を行っている際には様々な困難があり、苦しくなることもあると思います。私も特に自分自身のことで悩んだり、不安になることもありました。しかし、普段生活している社会の中の様々な企業の様々な役割について調べ、知ろうとするのはこの時期だけだと思います。また、学生という身分で社会で活躍されている方々と話し、数多くの刺激を受けられるのもこの時期だけだと思います。大変なこともありますが、時々は休息も取ったり、周りの助けも借りながら将来の糧となる経験を楽しむつもりで適度に頑張って下さい。

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