先輩の就活体験談

「しっかりと自己分析をしたことで就活を楽しめました」


2015年卒

産業社会学部
内定先業界:メーカー
障がい内容:呼吸器障がい

総エントリー数 20
選考に進んだ企業数 18
就職活動開始時期 2013年12月
後輩にぜひ伝えておきたいあなたの就活体験は?

自己分析が最も大事だと思います。これまでの自分の人生を時間をかけて振り返ることで、「自分の本当にやりたいこと」が発見しやすくなります。就職活動を始めるにあたってはこの自己分析を一番最初に行うべきです。なぜなら私自身、自己分析をおろそかにした状態で就職活動を迎えてしまい、エントリーシートや面接に苦戦した経験があるからです。自己分析を徹底的に行った後に作成した志望動機や自己PRはそれまでのものとは大違いでした。自己分析をしっかり行えば、面接でも柔軟に対応することができます。就職活動は自身の人生を振り返る、という意味でも良い機会です。辛い時期もあるかとは思いますが、頑張ってください。

就職活動の成功のポイントはなんですか?

一言でいうと、友人の存在です。私は就職活動の予定がない日でも学校に行き、いつも同じ部屋で友人たちと就職活動の準備をしていました。一緒に面接の練習をしたり、ESの添削をしたりする時間は私にとってかけがえのない時間でした。もちろん就職活動の準備だけではなく、全く関係のないことで笑いあったり、愚痴をいいあったりもしました。一見無駄な時間に感じるかもしれないですが、この様な時間があったからこそ、私の就職活動は成功したと言えるでしょう。

活動でハンディを感じた点は?またそれをどのように乗り越えましたか?

軽度とはいえ、自身の障がいにハンディを感じていました。しかしながら、「障がい者」であることは弱点ではなく、ある種の強みにもなります。現在、障がい者の雇用促進を進めている企業は多くあります。このような企業に、自分の障がいを強みとして紹介することは、自己PRとしても使うことができます。また障がいがあるからこそできた経験など、健常者にはできない体験を自己分析で見つけることで、インパクトのある自己PRを作成することもできました。障がいを強みとして捉えることが、ハンディを克服したポイントです。

後輩への応援メッセージ

就職活動は一般的に辛く、長いものと思われがちです。しかし、私はどちらかというと楽しんで就職活動を行えたと思います。今振り返ってみると、自己分析を徹底的に行った結果だと思います。ESも通過し、面接でも自分の主張を受け入れてくれるという経験は心地良いものです。もちろん就職活動は内定を得るために行うもの、という解釈もあります。しかし私は自分の人生で学んだことをぶつける機会と捉えていました。その様な姿勢で臨むからこそ、本当に自分にあった就職活動ができたのだと思います。ぜひ就職活動を楽しむ気持ちで頑張ってください。

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