先輩の就活体験談
自己理解を深めることが就職活動成功のポイント
ネットワーク情報学部
内定先業界:情報・通信
障がい内容:下肢障がい
総エントリー数 | : | 40 |
選考に進んだ企業数 | : | 30 |
就職活動開始時期 | : | 2016年12月 |
自己理解がどこまでできているかが、就活で成功できるかどうかのポイントだと思います。まず、自身がどういう場面でどういう感情になるかをとにかく書き出していってみて、さらにその感情になったときの具体的なエピソードを合わせて書き出すようにしました。そのエピソードの中で自身がどのように成長したのかを考えていきました。そのようなエピソードをいくつも用意しておいて、面接での質問に応じて適切だと思うエピソードを話すようにしました。状況に合わせた対応ができるようにするには、複数のエピソードを用意しておく必要があり、そのためにも自己理解を深めることが大事だと思います。
自分がこだわったポイントとして、自身の障がいについて履歴書の自由記載欄や、備考欄などを利用して、必ず応募書類の中に記載するようにしました。どんな企業を受ける場合でも必ず障がいのことを応募書類に書いて、手帳と一緒に提出するようにしました。障がいを伝える際には、その内容だけでなく「障がいがあってもここまではできる」ということを必ず伝えるようにして、自分のできることをアピールするように心がけました。
障がいがあっても活躍できる職場環境かどうか。社会貢献度として、規模が大きくて、社会的な影響がある会社を選びました。また、人を笑顔にできるか職務内容かどうか。
これまでの人生で障がいがあることで不快な思いをしたことが、たくさんあると思います。それでも、これまでのつらい経験も、エピソードの一つとして面接の場で話せるようになるぐらい、前向きな気持ちで就活に臨んでもらえたらと思います。あと、自分が特にこだわった点は「自己理解」をとにかく深めることです。いろいろなエピソードを用意することで、面接で臨機応変に受け答えができるように準備しておくことが一番大事だと思います。