先輩の就活体験談

「就活において大切なことは自分と企業が理解し合うこと」


2018年卒

経済学部
内定先業界:情報・通信
障がい内容:下肢障がい

総エントリー数 15
選考に進んだ企業数 5
就職活動開始時期 2017年02月
自分の就活を振り返っての感想は?

企業研究についてはホームページだけでなく、個別の説明会にも出るなど力を入れました。また、自己分析も時間をかけて丁寧に行いました。その結果、エントリーシートを書く際に何を書いて良いか悩んで時間を無駄にかけてしまうこともなく、しっかりと書くことができました。また、面接対策も、シミュレーションにそれほど時間をかけませんでしたが、本番できちんとした受け答えができました。自分のこと、相手のことに対する分析・研究に時間をかけたことで、その後の準備時間を短縮できたので、全体的に就活がスムーズに進みました。

後輩にぜひ伝えておきたいあなたの就活体験は?

志望理由を履歴書に書いたり面接で答える際に、自分にしか書けないことを書いたり、自分にしか言えないことを言うようにしました。志望理由は、必ず自分のバックグラウンドにあるものから伝えることを心がけました。例えば、「自分には下肢障がいがあり、常に移動が困難だったので、今までにない公共の乗り物を創り出せたら、同じように障がいのある方たちにとって新しい選択肢を提供できるのではと考えて、公共の乗り物の自動運転システムを開発している仕事に興味を持った」というように答えていました。

就職先を選ぶ際のポイント

自分が興味を持てる業界かどうかを第一に考えました。また、さまざまな事業を行っている会社が良いと考えていたため、事業内容をポイントにしました。さらに、障がいのある先輩社員が、その会社をどう考えているかについて直接うかがい、参考にしました。

就職活動の成功のポイントはなんですか?

私の企業選びにはいくつかのポイントがあり、今回それに当てはまる会社から内定をいただくことができました。それは自己分析をしっかりと行い、企業研究もしっかりと行って、自分のことと相手のことをよく知ろうとして進めた結果だと思います。単純にその企業に行きたいとか、表面的な気持ちだけでなく、自分と企業がお互いを深く理解しようとすることが大事だと考えています。ただし、実際に入社して、具体的に障がいへの配慮や社風などを知ってから初めて自分の希望通りの会社に入れたかどうかがわかると思うので、今の段階ではまだ本当の意味での「成功」だとは言い切れないと思っています。

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