先輩の就活体験談

自分に必要な配慮がある企業をフェスタで探しました


2017年卒

工学部
内定先業界:メーカー
障がい内容:下肢障がい

総エントリー数 10
選考に進んだ企業数 9
就職活動開始時期 2016年03月
後輩にぜひ伝えておきたいあなたの就活体験は?

就活を進める上でこだわったことは、障がいに対する企業側の対応です。障がいがあるからといって他の方と違うことをさせる企業ではなく、他の方と同じ、配慮はするけど遠慮はしないというスタンスの会社にエントリーしました。企業の行う配慮について、しっかりと面談時に確認することを大切にし、自分が必要なことをしっかりと行ってくれる企業にエントリーしました。障がいについての配慮は重要だと思いました。

就職活動の成功のポイントはなんですか?

就活の成功のポイントは、自分がその企業に本当に合っているかだと思います。合う、合わないというのは実際働いてみないとわからないかもしれませんが、面接等でも合っているかはわかると就活を通して思いました。私の場合、面接時に話が盛り上がり、スムーズに話せていると、内定に近づいていると感じました。面接の練習は大切であるとは思いますが、大体は練習通りにはいきません。自分に素直になって、いつもの自分を出して飾らなければ成功につながると思います。

活動でハンディを感じた点は?また、どのように乗り越えましたか?

車いすということで、一般企業での受け入れが難しいことを就活で思いました。私は最初、自動車関係の企業を探していましたが、説明会の申し込み時に車いすであることを伝えると断られてしまうことがありました。障がい者の雇用実績がない企業に申し込むと、やはり受け入れ態勢ができていなかったり、配慮が難しいなどで断られてしまうことなどがあり、大変でした。また自動車通勤ができない企業には電車で行くことになりますが、通勤ラッシュ時には乗ることが困難なため、通勤時間をずらせるかを確認すると、その配慮がない会社が多く、大変でした。

後輩への応援メッセージ

アドバイスとして言えることは、企業研究を誰よりも早く始めることです。自分が何をしたいかは当たり前のように大切です。障がい者採用を行う企業でも、障がい内容によって受け入れが難しい場合もあります。それらの情報を誰よりも早く集めて、探していくのが大切です。あとは諦めない気持ちです。1社で決まることは少ないので、1回落ちたからといって諦めず、「ここは自分に合ってなかったんだ」と割り切って、気持ちを新たに次の企業へ切り替えてください。1回の失敗で諦めるのだけはやめてください。強い心を持っていれば、内定に近づきます。

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