先輩の就活体験談

「志望する業界や企業の情報をしっかりと収集」


2015年卒

経済学部
内定先業界:証券・金融・保険
障がい内容:心臓障がい

総エントリー数 10
選考に進んだ企業数 10
就職活動開始時期 2013年12月
後輩にぜひ伝えておきたいあなたの就活体験は?

就職活動に決まった形はありません。人それぞれエントリーシートの書き方も違えば、面接での受け答えも違います。しかし、世の中にあるHOW TO本を鵜呑みにして就職活動を進める学生が多いように感じました。皆が同じ本を読み、同じような書き方でエントリーシートを書く、エピソードの内容も本の影響を受けてしまい、同じようなものになる。これでは、企業が知りたい我々の情報を提供できているとは思えません。これから就職活動を始める皆さんは周りに流されず、自分に正しいと思った方法で進めることをおすすめします。

就職活動の成功のポイントはなんですか?

就活用の本などではなく、業界の専門誌や志望企業が携わった案件を調べるなど、志望する業界や企業の情報をしっかりと収集したことだと思います。このように、しっかりと情報収集をしておくことで、面接などでどんな質問をされても明確に答えることが出来ました。実際に私は、面接で志望していた会社が携わった案件のお話をしたのですが、それはその会社のクライアントの創業者の方が書いた本に載っていたエピソードであり、他の志望者があまり知らない情報だったため、面接官の方から、「良く調べたね」とお褒めの言葉を頂きました。

活動でハンディを感じた点は?また、どのように乗り越えましたか?

ハンディは特に感じませんでしたが、強いて言えば企業側が私の病気についてあまりわかっていただいておらず、必要以上に体の心配をして頂くことが多かった点です。私の方から、わかっていただくために様々な例を出したり、普段の生活をお話したりしましたが、先方も私の体を気遣うあまり、それほど信じてはいただけていないようでした。その際は、時間的にも余裕を持つことが出来、かつ私のしたい仕事に近い職種を提案していただき大変うれしく思いましたが、結局自分のしたいと思っていた仕事を諦めることが出来ず、そのお話はお断りしました。企業はいくつもありますので、納得が出来なければほかの会社を考えてみるのも良いと思います。

後輩への応援メッセージ

就職先で人生が決まるなどとは全く思っていませんが、ファーストキャリアをどのようなものにするかは、今後の人生に大きく影響を与えると思います。面倒くさがらず、また周囲の意見に惑わされずに自分の気持ちに正直に向き合ってみることをおすすめします。そうすることで、自然と自己分析が出来ると思います。また、会社に合うか合わないかは、選考の過程でわかってくるものです。それは自分で気づくときもありますし、選考で落とされて気づくこともあります。落ちた時は、企業が合わないことを気づかせてくれたと捉え、気持ちを切り替えましょう。

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