先輩の就活体験談

多くの人から情報を得ることで自分の基準となる軸が生まれる


2017年卒

商学部
内定先業界:メーカー
障がい内容:体幹障がい

総エントリー数 50
選考に進んだ企業数 25
就職活動開始時期 2016年03月
自分の就活を振り返っての感想は?

企業研究に対する時間が短かったです。一定数の企業を受ける中で1社にかける企業研究が十分にできませんでした。また、自己アピールがうまくできなかったため、思っていたより就職活動が長引きました。障がいによってできることと自分のやりたいことに対するギャップを理解するのに時間がかかりました。意思決定の軸が定まらなかったため、業界がぶれてしまいました。比較するものではないとわかっていたはずだったにもかかわらず、周りと比べて焦ってしまいました。

後輩にぜひ伝えておきたいあなたの就活体験は?

最初は金融をめざしていました。私は車いす使用者であり、キャリアセンターなどでも営業は難しいといわれていましたが、やりたいことを障がいを理由に諦めたくないというこだわりから、金融の総合職をめざしていました。しかし、実際に就職活動をすると、やはり金融の総合職は難しいということがわかりました。遠回りになってしまいましたが、自分の肌で確認できたことは良かったと思っています。そこから、幅広く就職活動を行えるようになりました。

就職先を選ぶ際のポイント

自分が興味を持てるかどうかをポイントにしました。一日の多くが仕事の時間となるため、自分がもっと知りたいと思えるかどうかが、長続きや成長意欲につながると感じたからです。また、障がいへの配慮があるかもポイントです。私の障がいは重度で、ほぼすべての企業が私の障がいと同等、またはより重度の方の雇用実績がありませんでした。そのため、そういった方の雇用実績がある企業は注目するようにしていました。さらに雇用条件も、将来に対する不安を解消するためにもポイントにしました。

就職活動の成功のポイントはなんですか?

自分を飾らず、正直に面接したことです。わからないことはわからないと正直に伝え、話を誇張しすぎないように注意しました。また、キャリアセンターの活用も意識しました。就職活動を始める前から名前を覚えてもらい、わからないことや悩んだ時は相談しに行くようにしていました。すると、自分では思いつかないような考え方やアイディアをいただけました。それだけでなく、自分に合った求人の紹介などもしてもらい、周囲を活用することが重要だと感じました。

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