先輩の就活体験談

自分のこれまでの経験を飾らずに伝えることが大切


2017年卒

文学部
内定先業界:情報・通信
障がい内容:下肢障がい

総エントリー数 15
選考に進んだ企業数 3
就職活動開始時期 2016年03月
自分の就活を振り返っての感想は?

私は最初の頃、あらかじめスケジュールを立てていたわけではなく、行き当たりばったりで進めていきました。しかし、サーナ事務局のスタッフからお電話を何度か頂き、気持ちを改め、行きたいところを何社か決めて、サーナ就職フェスタに伺いました。各ブースで色々な企業の方と話し、自分に合う、合わないを判断しました。それから自分で設定していた条件に合う会社に訪れて、選考を進めていきました。私よりも早めに決まっていた人もいましたが、自分の納得のいくまで就活を進め、最終的には粘った分、良い会社と出会えたので、良い形で進められたと思います。

就職先を選ぶ際のポイント

語学力が活かせることです。私は中学生の時から英語に力を入れて勉強してきました。今の業務が英語に関係なくても、将来的に使える環境のある企業を選びました。また、勤務地は、下肢障がいがあるので、体に負担をかけずきちんと通えるところを選ぶべきだと思いました。結果的には自宅の最寄り駅から乗り換えなしで通えるところを選びました。幸いにもラッシュ時でもそこまで混まない電車なので良かったです。さらに、職場の環境もポイントにしました。まず、障がいのある社員に対する配慮が行き届いている点を尊重しました。また、会社説明会など、実際に企業に訪れた際に職場を拝見し、社員の方が生き生きと活躍なさっていたので、この会社なら私の力を発揮できると思いました。

就職活動の成功のポイントはなんですか?

就活成功のポイントは、大学生活を充実させ、色々な経験をすることです。私は大学生活でやってきたことがこんなにも就活に良い影響を与えるとは思ってもいませんでした。苦しくても耐えて、それを乗り越えてきた人が、何万といる学生の中で一段と輝き、人事の方にも伝わると思います。私は大学時代に様々なボランティア活動に参加し、サークルでは副部長を務め、学業においては漢字や英語の資格を取得し、英語のプレゼンテーション大会に参加するなど、幅広い経験をしてきました。その中で病気がみつかり、手術や入院によってやりたいことができず、悔しい思いもしました。しかし、その病気をばねに、もう一度杖で歩行できるまでに努力した経験を面接官にぶつけたことにより、成功できたと思います。どんなことでも良いので目標を立て、色々なことにチャレンジしてみてください。

後輩への応援メッセージ

とにかく楽しむことです。就活は苦しい、辛い、大変なものと思われがちですが、決してそんなことはないと思います。社会に出れば就活よりももっと辛いことがこれから待ち受けているので、それに耐えるために、精神的にも身体的にも強くなれるようになる練習だと思って、就活に挑んでください。私は就活によって日本社会のこと、世の中の成り行きなどを少しではあるものの学ぶことができ、とても勉強になりました。また様々な職種の企業に伺い、人事の方とお話をしました。このような機会は滅多にないので、ぜひ色々な方と出会ってみてください。人事の方は学生のことをよく見ていますので、笑顔で明るく、ありのままの自分で取り組んでください。応援しています。

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