先輩の就活体験談

早めの準備と企業研究でスケジュール通りに進みました


2017年卒

文学部
内定先業界:商社
障がい内容:体幹障がい

総エントリー数 20
選考に進んだ企業数 12
就職活動開始時期 2015年11月
就職先を選ぶ際のポイント

私は車いすを使用しているので、基本的にインフラの整っていない企業ではお互いに難しい部分があります。車いすで使用できるトイレやエレベーターがあることは必須でしたし、電車通勤であればラッシュ時刻に乗車できないという問題があるため、施設面、通勤時間の配慮は欠かせませんでした。また、一つの職場で長く働きたいと考えているため、自分に合った社風、社員の空気や会社の雰囲気にも重点を置きました。障がいに対してどのようなスタンスで向き合う会社なのか、その他の社員とどのように距離を取っているのかなども含めて確認しました。さらに、人事担当者の対応もポイントでした。人事担当者は基本的に、就活生にとってその会社の顔と考えても差し支えないと思います。人事担当者と自分が合いそうにないと思った企業には、興味が湧きにくいように感じたので、人事担当者の第一印象を確認していました。

後輩にぜひ伝えておきたいあなたの就活体験は?

私がこだわった点は、企業研究をしっかりと行うこと。実際に社員の方と会ってお話を伺ったり、ホームページをみたり、会社説明会へ行ったり、同じ話を何度も繰り返し確認することで、その会社が何を大切にしている会社なのか、どういう会社なのかを自分なりに理解することができました。説明会などで企業の方から何度も繰り返される言葉を書き出しておくと、後で見直す時にもイメージで思い出しやすいので、キーワードをメモしておくようにしていました。

自分の就活を振り返っての感想は?

11月頃から少しずつ準備をスタートし、本格的な就活らしい活動を始めたのが1月頃。それまでにいくつかの企業から話を聞く機会があり、早くから心構えができたと思います。準備期間を作ったことで、自分の中で無理なく進めることができました。私は教職課程を履修していた関係で、5月の実習開始までにある程度めどをつけるスケジュールを立てましたが、行きたい企業を検討し、スケジュール通りに進みました。

就職活動の成功のポイントはなんですか?

企業研究に時間を割いたところにあると思います。受ける企業のライバル企業や、その業界の流れなどを細かく分析しました。その会社の強みなどもウェブだけに頼るのではなく、他の会社と比較した上でわかってきたことを整理していたので、自分の中で落とし込みやすかったです。また、自分の性格とマッチングする企業だけに絞り込んでいったので、無駄打ちを極力減らしたこともスケジュール通りに終えることができた要因だと考えます。

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