先輩の就活体験談

多くの人事担当者との面談の機会を活かしました


2017年卒

経営学部
内定先業界:証券・金融・保険
障がい内容:上肢障がい

総エントリー数 4
選考に進んだ企業数 2
就職活動開始時期 2016年02月
後輩にぜひ伝えておきたいあなたの就活体験は?

いろいろな企業の人事担当者と面談してみることが良いと思います。障がい者の採用情報を得るには、就職課などだけでは不足していました。そこでサーナ就職フェスタに参加して、人事担当者から直接情報を収集していました。特にフェスタでは、人事担当者もフレンドリーに接してくれて、たくさんのアドバイスをいただけることも多くありました。ある企業の最終面接では、緊張しつつも自分の思っていることをしっかりと話すことができました。これは、人事の方と何度もお会いし、話をする経験を積んでいけたからだと思います。そういう機会を自分から作っていったのが大きかったと思います。

就職活動の成功のポイントはなんですか?

悩むより行動することが一番大切です。あとはよく企業研究をすることです。例えば有価証券報告書を読むなど、その企業が実際に行っていることを詳細まで調べてから選考に望むことです。企業だけではなく、業界全体のことを調べることも重要になります。私は、金融業界でいえばクレジットカードの伸び率などまで興味をもって調べました。また、その調べたことを実際に人事担当者との面接でぶつけてみることも大事です。ある企業の面接で、原発のことを人事担当者に質問したところ、回答が好印象でした。事前に自分でできる範囲のことは調べた上で、それを実際に面接などでも出していくと、必ず役に立ちます。

活動でハンディを感じた点は?また、どのように乗り越えましたか?

東京に出て働きたいと思ったこともありましたが、企業側の配慮が難しいと感じて断念しました。実際には通院時間の確保が難しい企業も多く、働くのは難しそうだと感じました。自分にとって必要な配慮ができないと、実際には働けないので、そういう時に障がいのある方は厳しいとも思いました。最終的には通勤に便利な立地の企業に決めることにしました。結局入社しても続かないと意味がないので、自分が無理をせず、企業側にも無理をさせず、自分も企業もできる範囲の中で決めていくことが大切だと感じました。

後輩への応援メッセージ

就職活動は辛いものだと感じる人が多いと思いますが、しっかり準備をして就職活動を楽しむことが重要です。辛いと思っていると、それが顔に出てしまいます。自分もそうだったのですが、緊張ばっかりしていて、それが顔に出ていたことを人事担当者に指摘されることもありました。確かに、自分の一生を決めると思うと非常に緊張しますが、就職活動はたくさんの企業を知ることができる貴重な機会であると同時に、自分のことを社会が評価してくれる初めての機会でもあります。学生生活では、社会が評価してくれる機会はあまりありませんが、就職活動では自分が行ってきたことに自信を持って臨めば良い結果に繋がると思います。自分が生きてきた人生の集大成というと大げさかもしれませんが、客観的に評価されることを楽しむことが大切です。

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