先輩の就活体験談

「しっかりと自分を持ちましょう」


2013年卒

自然科学部
内定先業界:メーカー
障がい内容:上肢障がい

総エントリー数 8
選考に進んだ企業数 3
就職活動開始時期 2011年11月
就職活動の成功のポイントは?

周囲に流されないようにすることです。
就職活動をしていると、他の人が活動している情報がいろいろと入ってきます。しかし、自分に不要な情報まで考えると、余計な不安を感じたり無駄な時間を使ってしまったりします。そういったことにならないように、まず自分が就職活動をする上で軸となる考え方、姿勢をしっかりともつようにしました。
私の場合はいろいろな人と相談した上で、就職したい業界、企業をある程度限定し、すべて失敗した場合の対策まで考えてからスタートすることにしました。スタート後は不要な情報は考えず、本当に自分に必要な情報のみを選択、処理することで時間的にも精神的にも負担が少なかったと思います。

就職先を選ぶ際のポイントは?

まず、障がい者を雇用することに対してどう考えているかをポイントにしました。
採用サイトを閲覧したり、「サ〜ナ就職フェスタ」などの説明会に参加して、企業側の姿勢や考え方を調べました。その上で、企業側が求めている人材や考え方に自分がマッチしているかを重んじました。
福利厚生や自分の希望は入社できてからの話ですので、そこまで重要と思いませんでした。自分が今まで学んできたスキルに対しても、入社してから学ぶことの方が多いはずですし、最低限の専攻や方向性のみを考えました。

WebSanaを利用して良かった点は?

WebSanaを利用したことで、いろいろと貴重な機会を得たことが就職活動全体へ良い影響になったと思います。
まず、ホームページから企業の障がい者雇用に対する姿勢を知ることができました。企業側のメッセージから、本当に障がい者が就職できるのか、不安が払拭されました。
さらに企業を決める上で「サ〜ナ就職フェスタ」に参加できたことがポイントになりました。企業の障がい者採用担当の方と直接、対話できる機会というのは本当に貴重で、企業の姿勢や求める人材、自分とのマッチングなどいろいろと考えることができました。また、面談で採用担当者から就職活動に関するアドバイスをいただくこともできました。

就職活動でハンディを感じた点は?それをどうやって乗り越えましたか?

私の場合は両下肢に障がいがあり、とにかくガイダンスや面接、筆記試験に行くための長距離移動が負担になりました。
それによって面接や試験に影響が出てしまうこともありましたが、少しでも軽減するために、試験を受ける企業数を減らすようにしました。
本当に自分の入社したい企業のみを考え、練習や軽い気持ちで受けに行くことはしませんでした。すべて不採用なった時のことを考えると多少不安はありましたが、1つひとつの試験や面接に対してきちんと準備する時間があり、それ自体は自分の満足できるものになりました。

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