先輩の就活体験談

「障がいへの配慮と自分のスキルを活かせる


2013年卒

経済学部
内定先業界:メーカー
障がい内容:下肢障がい

総エントリー数 40
選考に進んだ企業数 15
就職活動開始時期 2011年12月
就職先を選ぶ際のポイントは?

私は下肢障がいなので転倒防止のために杖を使用しています。すぐに手すりがついている場所ならば杖は必要ないのですが、階段の手すりと洋式トイレの設置を受け入れてくれることを前提に就活を進めました。
その上で私が一番重点をおいたところは、自分のスキルを活かすことができて、ずっとやりたかった事務職であることです。
また、転勤がなく自宅から通える範囲に勤務地があることでした。これはやはり何かあった時に不安があるため、譲らずに押し通していました。

WebSanaを利用して良かった点は?

たくさんの有名企業が求人を出していたため、就活に対するモチベーションが早い段階で高まりました。また就活を始めたばかりの頃にも色々なセミナーが開催されていたため、参加することで自分自身の就活が正しいのかどうか、はっきりさせることができました。
特に新卒セミナーは、面接の際に障がいについてどういうことを質問すべきなのかなど、他の方々の質問も参考にできるので、周りに障がいのある人がいない私にはとても助かりました。そして、合同企業面談会が多く行われているため、様々な企業を回ることができました。

就職活動でハンディを感じた点は? また、それをどうやって乗り越えましたか?

下肢障がいについては特にハンディを感じたことはありません。ですが一部の企業では選考が進むのが遅く連絡がなかなか来ないことがありました。そのため心配になることもありましたが、企業からの連絡期間が過ぎた際は、自分で問い合わせをすることでその不安を解消していきました。
また面接の際、障がいのことは個人情報となってしまうためか、あまり質問されずに終わることがありました。そこで、自分からどんどんと障がいについて伝えることが必要であると感じ、こういう理由で障がいがあり、学生時代はどんな配慮をしてもらっていたか、自分自身はこういうことができてこれはできないなど、企業側が知りたいであろう情報をすべてまとめて伝えるようにしていました。

後輩へのアドバイス

障がい者採用の募集では大手企業が多いため、身の丈に合っていないのではと不安になることも多々あると思います。でもそこは、不安にならず自分を欲してくれる企業は絶対にあるので怖気づかずにどんどん応募してください。数打てば当たるではありませんが、受ければ受けるほど自分自身の成長につながると思います。
また就活にはお金が結構かかってしまうので、そこは覚悟しておいてください。そして、安いからとスピード写真を使ったり、コピーを使おうとしないでください。
就活は辛いことも多いですが、後になってみると成長できたことの方が大きいです。ぜひ、最後まで諦めずにがんばってください。

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