先輩の就活体験談

「できることを積極的にアピールしました」


2013年卒

文学部
内定先業界:メーカー
障がい内容:聴覚障がい

総エントリー数 22
選考に進んだ企業数 10
就職活動開始時期 2011年06月
就職活動の成功のポイントは?

自己分析をし、自分の志望する業界が絞れていたことが挙げられます。
また、リラックスした状態で笑顔を心掛けたり、面接官の立場になり、この人となら働きたいと思わせるようにアピールすることを意識していました。
就職活動は楽しむことが大切で、社会を知る上での貴重な機会と考えていました。そこで、積極的に合同企業面談会や説明会に参加しました。面談会は同時に友人を作る機会でもあったことから、自分と同じ障がいの友人に積極的にコミュニケーションを取り、意見交換をしました。

就職先を選ぶ際のポイントは?

障がい者雇用に積極的な企業を大前提として進めていました。というのも、前年の「サ〜ナキャリアアップセミナー」で知り合った先輩から障がい者雇用に力を入れていない企業は障がいに対する配慮体制が整っていない可能性があると情報を得たからです。
また、自分は聴覚障がいという立場で、電話ができなくてもメールの連絡手段があることで「通信」にありがたみを感じていました。私と同じような障がいのある人と、健常者の間にある壁を「通信技術」の力で失くしたいと思い、通信業界を選びました。

WebSanaを利用して良かった点は?

就職活動を始める前までは就職できるかどうかを心配しましたが、障がい者を積極的に採用しようと思っている企業の多さがわかり、企業の情報提供のありがたみを感じました。
WebSanaは企業情報の検索に役立っただけではなく、企業が独自で行う障がい者のための説明会があることもわかり、心配していた情報保障も配慮してくれるので、安心して参加することができました。
「サ〜ナ就職フェスタ」のお知らせもWEB上のトップにあるため、すぐに確認ができるのも嬉しい限りでした。

就職活動でハンディを感じた点は?それをどうやって乗り越えましたか?

自己分析をして業界が絞れてきた時に、就職したいと思っている企業の人事の方に何回も会うことで、熱意を伝えようとしました。しかし、その企業は職種に関係なく、自分ができる自信のない業務内容があり、諦めなければなりませんでした。これは自分にとって非常に悔しく感じました。
そこで、その企業にこだわることをやめ、憧れだけでなく現実的に考えるようにし、できないことではなく、自分がその企業にできることを積極的にアピールすることで乗り越えることができました。

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