先輩の就活体験談

「障がいへの配慮が企業選びの軸」


2013年卒

人間科学部
内定先業界:情報・通信
障がい内容:下肢障がい

総エントリー数 18
選考に進んだ企業数 1
就職活動開始時期 2011年12月
就職先を選ぶ際のポイントは?

自身が車椅子を使用しているため、環境面に重点を置いて企業を探しました。バリアフリー環境であるか(エレベーター、スロープはあるか)、駐車場の有無と使用ができるのかなど。
次に、全く関心がもてなかったり、どんなことを行っているのか理解できない企業、志望動機がすぐに思いつかない企業は選択肢からはずし、まずは関心のある企業を中心に調べていきました。例えば自分の身近にあるものを作っている企業などを中心に探しました。そのうえで、自分自身が経験したことや体験したことが企業で活かせるのか、志望動機や面接で語ることができるのかなどを考えながら選んでいきました。

WebSanaを利用して良かった点は?

様々な企業の情報がわかりやすく整理して記載されているところがよかったです。
また、定期的に開催される合同企業面談会で、実際に企業の人事の方とお話をする機会があるため、より企業について理解することができ、選択の幅が増えました。面談会に参加することで同じように就職活動をされている方ともお話をする機会があり、様々な情報を共有することができました。WebSanaから直接エントリーができることも便利でした。

就職活動でハンディを感じた点は? また、それをどうやって乗り越えましたか?

車椅子を使用しているため、バリアフリー環境が整っていないところは興味があっても諦めなければいけませんでした。そのため選択肢の幅が狭まってしまったのが一番のハンディと感じました。
しかし、日本には企業がとても多くあります。大手だけではなく、中小企業にもよい企業は多数あります。そう考えて調べてみると、自分が関心のある企業や、最初は関心がなくても調べていくうちに関心が生まれてくる企業などをどんどんみつけることができました。ひとつふたつダメでも気持ちを切り替えて次に進むことが大事であると感じました。

後輩へのアドバイス

エントリーシートやSPI試験について、早めに準備することが大事であると感じました。学校の授業のない日や休みの日に少しずつやっておいたほうがよいと思います。
関心のある仕事のことや自分自身がやりたいことをなるべく明確にしておいたほうが企業研究をする際に都合がよいと思います。
また、できるだけ多くの企業説明会に参加することをおすすめします。実際に企業で働いている方と話をすると、その企業についてより理解を深めることができます。どんなことを行っている企業なのか、今後どのように発展していこうと考えているのかを知る必要もあります。そして、自分はこの企業でどんな風に成長していきたいかを考えなければいけません。最後に就活は運命や巡り合わせもあると思います。これはと思ったら迷わずに調べて飛び込んでみることも大切です。

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