先輩の就活体験談

「興味を広げることで、また違った考え方が生まれます」


2013年卒

法学部
内定先業界:マスコミ
障がい内容:上肢障がい

総エントリー数 22
選考に進んだ企業数 8
就職活動開始時期 2012年01月
就職活動の成功のポイントは?

ひとつの業種に絞らず様々な企業に挑戦したことだと思います。
当初は自分の興味のある分野ばかりにエントリーしていたのですがなかなかうまくいかず、そのため思い切ってそれまで全く関心のなかった業種にも数多くエントリーしました。すると意外な企業の選考が通過したりし、数多くの面接をこなすことによってコツもつかんでいきました。
最終的に希望していた企業から内定をいただくことができました。興味を広げることでまた違った考え方が生まれ、言葉にも説得力が増したように思います。

就職先を選ぶ際のポイントは?

私は車椅子を使用しているので、一番は働きやすい環境かどうかに重点を置きました。社内がバリアフリーか(エレベーター、車椅子用トイレの有無)、通勤しやすいか(駅からの距離、車通勤が可能か)、実際に車椅子で働く方がいるかなどを調べました。
また、企業によっては転勤があったり、支店への移動があるので、人事の方にたくさん質問をすることで一つひとつ確認をしていきました。私にとってはやりがいよりも、物理的な勤務環境を第一に考え企業を選んでいきました。

WebSanaを利用して良かった点は?

サ〜ナの合同企業面談会は非常に役に立ちました。一般的な企業説明会は1カ所に何万人という学生が集まり、企業の説明を聞くだけでも困難です。
そのため車椅子の私にとってはサ〜ナの面談会はとてもありがたいものでした。1人10分以上割いて丁寧に説明していただき、かつ自分についても企業の方に十分伝えることができます。就職活動の前に面接のリハーサルができたように思います。
このサ〜ナの企業面談会は絶対に参加する価値ありです。

後輩へのアドバイス

障がいの程度が様々あるように、それに伴う就職活動の悩みもまた人それぞれだと思います。自分には何ができて何ができないのか、企業に何を求めるのか、自己分析をすること。そしてそれを考慮して、企業とマッチしているか判断するのが重要だと思います。
就職活動中は落ち込むこともたくさんあると思いますが、一方で大きく成長できる時間でもあります。決して諦めず、最大限自分をPRできれば必ずそれに応えてくれる企業はあるし、道は拓けるはずです。がんばってください。

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