先輩の就活体験談

「普段は出会えない多くの人や企業との出会いを楽しんでください!」


2015年卒

文学部
内定先業界:情報・通信
障がい内容:肝臓障がい

総エントリー数 12
選考に進んだ企業数 7
就職活動開始時期 2013年06月
後輩にぜひ伝えておきたいあなたの就活体験は?

就活が始まりだすと「どれくらいプレエントリーした?」「もう100社以上プレエントリーしたよ!」というような会話が嫌でも聞こえてきてとにかく焦りました。学校の説明会でも「とにかくプレエントリーは多くしろ!!!」と言われ、流されるがままにリクナビやマイナビの“一括エントリー”というのを利用して何十社あまり、興味のない企業にプレエントリーをしてしまいました。プレエントリーをすると企業からのメールが毎日毎日大量に届くので情報があふれ、本当に興味のある企業情報を見逃してしまうこともありました。そしてとにかく毎日来る就活関連のメールで、大げさかもしれませんがメール恐怖症になりかけました。もちろんたくさん企業にエントリーすることも内定へのひとつの道かもしれませんが、結局興味のある企業にしかなかなか気持ちは向かないので、ある程度企業を絞ったほうが就職活動はやりやすいと感じました。

就職活動の成功のポイントはなんですか?

早くから学校の講座を中心にこつこつ就職活動を始めていたことだと思います。私はすごく心配性なので、始まったばかりの右も左もわからなかった頃は、とにかく学内の就職セミナーで講師の先生の言うことに従っていました。例えば業界研究の本を買って研究しろと言われれば講座帰りに本屋に寄り、SPIの勉強を始めろと言われればまた本屋に寄ってSPIの本を買って勉強をはじめていました。そして、たとえメイク講座であれ、学内セミナーには毎回参加していました。おすすめされたけど実際は全く利用してない業界研究の本や、講師の言葉を真に受けて大量にプレエントリーをして情報に追いつけなくなったことなどの失敗もありますが、これも良い思い出です! やはり学校などのセミナーはちゃんとその時期にあった内容をタダで行ってくれるので活用しないてはないと思います!

活動でハンディを感じた点は?また、どのように乗り越えましたか?

周りの友人とは就職活動の方法も違うのであまり相談することが出来ず、自分で模索しながら活動を進めるのが大変でした。最初はこのような障がい者雇用支援のサイトやイベントがあることさえも全く知りませんでした。障がい者採用情報をネット上にあげていなっかたり公にしていない企業も多くあったので、そういうところには自分から積極的に障がい者雇用枠について尋ねなければならないこともありました。情報が一般的な就職活動よりも少なく得難い分、自ら積極的に行動しないといけないと痛感しました。

後輩への応援メッセージ

就職活動が始まってすぐは本当に何が何だかわからず、自分だけ取り残されているような不安を感じることも少なくはないと思います。でも本当にそれはみんな同じです!  不安を埋めるようにセミナーに参加してみたり自己分析を少し始めてみたり誰かに相談してみたり…、自分なりに少しずつでも行動を起こし続けたら何か見えてくると思います! よくわからず周りに流されて失敗したと思っても、そこで思わぬ企業との出会いや新しい発見などもあるかもしれません。あまり考え込まず、落ち込みすぎず、「自分は自分! 私は大丈夫!」という気持ちを大切に、普段は出会えない多くの人や企業との出会いを楽しんでください!

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