先輩の就活体験談

「応募書類には客観的な意見を取り入れる」


2013年卒

文学部
内定先業界:メーカー
障がい内容:下肢障がい

総エントリー数 30
選考に進んだ企業数 15
就職活動開始時期 2011年12月
就職活動の成功のポイントは?

まず、エントリーシートは他人に添削してもらい、より良くなるよう心がけました。独りよがりなエントリーシートは、絶対相手に響かないと思ったので、客観的なアドバイスをもらい、構成、志望動機、自己PRなどに問題はないかを常に確かめていきました。
面接では、企業研究などで事前に会社のことをよく調べ、そこで自分はどう働いていくかをイメージすることから始めました。そして、その会社で働くために必要なことやPRすべきことと、自己分析で得た情報を照らし合わせて準備をしました。後は、いかに相手に伝えきれるかで、これは回数を重ねて慣れようと思いました。何度も挑戦することで場馴れし、更に毎回振り返って反省点とよかった点を確認しました。
以上のことから、ポイントは、1.他人からの意見を積極的に取り入れること、2.準備をきちんとやること、3.面接は何度も挑戦すること、4.反省をしっかり繰り返すことだと思います。

就職先を選ぶ際のポイントは?

ポイントは「やりたいことができる企業か」「障がいに関係なく生き生きと働ける環境か」「働いている社員がその企業に対してどういう感情を持っているか」などです。
私は、人々の生活を豊かにしたいと考え、その軸に沿って就職活動をしてきました。様々な分野に携われるICT業界や、人々の生活の根底にある食に携われる食品業界を中心に回っていました。そして、その中でも実際に障がい者が能動的に働いていると感じられる企業にエントリーをしてきました。
また、説明会や実際の面接などで、社員の方々(縁があったら一緒に働く人達)が自分の働いている企業に対し、どのような感情をもっているかなども気にしていました。

WebSanaを利用して良かった点は?

やはり、障がい者採用に特化した豊富な情報量が最も魅力でした。他のサイトにはない情報があるので、一番利用したサイトがWebSanaでした。
また、合同面談会などのイベントも多く開かれており、自分が参加したいと思うものばかりで、積極的に参加することができました。エントリーシートや履歴書の書き方、面接への取り組み方なども多く記載されています。
サイトやイベントで、私たち利用者を多くの場面で支えてくれ、そのおかげか無事内定をいただくことができたので、利用してよかったと本当に思いました。

後輩へのアドバイス

就職活動は、やはり現実的にいえば楽しいことより厳しいことの方が多いです。特に障がいがあることにより受けたい企業を受けられなかったり、障がいの程度によっても限られてしまうのが現実です。しかし、それでも受けることのできる企業が0でないならば、その企業に全力で取り組むことが大事だと思います。採用担当者は、障がいの有無に関係なく、その人がどういう人間かを見てきます。自己分析、企業分析、適性検査対策など、すべきことはしっかりと行い準備をしてから、その企業と向かい合ってください。そうすることで、きっとみなさんに合う企業と出会うことができると思います。がんばってくださいね!

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